ひらめき☆ときめきサイエンス
「教室から世界へ飛び出そう!VR技術を使った世界の環境学習プロジェクトin関大」に参加。
タイトルだけでは意味不明。VR動画を作るのかしら?とはいえ、結構ガッツリな朝から夕方までの終日プログラム。
そして、大学がまさかの高槻キャンパス(ちゃんと確認してなかった)。
日曜だからって、1時間に1本しかバスがないってどうよ!!と思いながらも、行って良かった!様々に参考になるプログラムでした。
ひらめきときめきサイエンスは科研費プロジェクトの成果を子供達に還元する全国企画。
姉も含めていろいろ参加してますが「教授は最初と最後の挨拶だけしか喋らない」ってのは初めてだな。「楽しく学ぶ」の研究をしてる先生だそうで。
今回は、ほぼ全てが学生主体。先生はそこにいらっしゃる見守り役。
チラっと学生に聞けば「テーマは環境とVRで、対象は小学5、6年生、あとは考えよう~~」とお題が与えられたとの事(ニュアンスちょっと違ってるかも)。
教授のアドバイスはあるものの、学生達が企画運営を担うならではのアイデアがそこここに散りばめられてました。
全体がRPGゲームの展開でスタート。小学生特に男子に、掴みはバッチリ。「楽しそうで良かったねぇ~~」と安心するやら感心するやら。
最初はアイスブレイクから。
人と挨拶し話をしながら、共通点を探して記録していくゲーム。たくさんの人と話をして、たくさん書いた方が良い。
次は団結ゲーム。3チームに分かれて、名前のあいうえお順で並んで一番早く座ったチームが勝ち!とか、喋らずに好きなスポーツのあいうえお順で並ぶとか。保護者チームも苦戦してました。結構難しい。
その後は、チーム単位で行動。クエストを攻略して、環境モンスターとやらを倒していく枠組み。
ダムクエストではレゴや地形図を使って、ダム建設のメリットデメリットを考える。VR動画は黒部ダム。
循環クエストでは、稲や籾殻やヌカや米などの実物にも触れながら、里山の暮らしをお手製カードゲームで楽しむ。カードのレベルをどんどんあげて、最後は豪華な食事カードがゲットできるというもの。男子チーム、大興奮、大盛り上がりw。VR動画は里山。
3Rクエストでは、ゴミ問題。なんと牛乳パックの紙からハガキを作るリサイクル体験が準備されてました。
ワークショップ準備に「ここまでの準備に超時間がかかってます。自宅で牛乳パックのフイルムを剥がしたりしてたら超虚しかったです。リサイクルって大変です」という学生の言葉と共に、タイムラプス動画で紹介。VR動画はフィリピンのゴミ山。
学生達が現地で学んで体験してきた事を、VRも使いつつRPGゲーム感覚で楽しく子供達に伝え、体験ありつつ考えさせる。
とは言っても、テーマは環境問題なので、多角的な視点や視座からの意見や考え方の提示は大事だとは思うけど、今回はそこはまぁおいといて。
よく考えられているプログラムだったわ~~。
午後は、振り返りのグループワークもありつつ、プレゼンや小学生が自分で出来ることの提案をさせるという運び。
プレゼンは小学生らしい、バラバラ感もありつつでしたが。
子供にとって、飽きずに楽しむ贅沢な一日を体験できました。大学生のお兄さんお姉さん達と喋るのはさぞかし楽しかったろうに。
実は、申込はしたものの「イマイチ何をやるのかわからんなぁ~~」と思っていて、前日まで行く事を躊躇ってました。とはいえ、学生さんからのリマインドメールに「ドタキャンはやめておかねばな。。。」という気持ちが働き、ちゃんと朝から参加。
仕事でイベントやる時の、ドタキャンの迷惑さ加減ったらねぇ。。
しかし、何をやるのかわからなかったのは「募集時に何をするのか詳細が全く決まってなかったからなのね~」という事がなんとなくわかり、スッキリ。いい方向で予想を裏切られた企画でした。
高槻の山の中にこんな大学があったのねー。
ありがとうございました。