千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

かつての仕事の戦友と地元で飲む

「今、尾道なんです〜。明日か明後日ごはんできます?」と京都で働く私にLINEをくれるTさんは、フリーの編集カメラマンライター。

 

夫に確認、調整をし「んじゃ私の地元の韓国料理屋で!」と場所を決める私。


日々の自分の行動動線上に、おしゃべりしに来てくれる仕事戦友って、ほんとメチャクチャありがたい。

 

(息子が林間から帰宅の日なので、寝る前に顔くらい合わしておきたいし、近所さいこう)

 

Tさんは、かつて一緒にお仕事した戦友。

忘れもしない、2003年の東京モーターショーでの仕事。携帯電話ショートメールしか無い時代に、来場者約1万名に非接触ICタグ入りのキーホルダーをバラまいて、受付でメアドとタグ番号を紐付けて、会場内の最新情報を位置情報に合わせて配信したり、携帯サイトを作ったり。
ビッグサイトを西も東も全館利用の時代。

 

私は、検証用の携帯電話を5台くらい持って、登録受付〜コンテンツ統括をやってたんだわ。
会場内で設置されてたでかいスキャナー(と言っても、中身はパソコン)がエラーとなるたびに、「私にローラースケートをくれー!」と言って、会場を走り回ってたな。。

 

当たり前だけど専門分野の自動車の事は、全く無知。そこを担当してくれた、同世代のTさん。

 

コンテンツ部隊は4名。
もちろん、設営の段階からあちこちの最新情報を収集し、近くのビジネスホテルに泊まってお仕事。夜ごはんで飲んでも、その後お仕事。

 

一気にかなりのページ数の携帯サイトを作り上げたし、配信メッセージのシナリオも大量に作成してた。

打ち上げ花火プロジェクトでしたが、ほんと楽しかった。めちゃ、厳しかったけど。

 

あのプロジェクトは、私の仕事人生に相当な影響を、与えている。


当時の状況の中では、先進的なITプロジェクト。エンジニアも、各企業を代表して投入される同年代のプロが集結して、皆で新しい課題に向き合い、朝令暮改で方針なんて変わって、前列なんてない1つの目標に向かって進んでいく。

 

「できない事って、案外ないんだな」ということを学んだ。

 

とにかくやるしかなくて、各分野のプロ達の中で、私は私の仕事の価値を出していかないと置いて行かれる。自分の仕事の価値って、どこにあるんだろう?そんな事を問い続けた日々。

 

 

その時の戦友との飲み会のテーマはズバリ

「40代を過ぎての自己模倣との格闘」でした。

 

現場で仕事し続ける事をお互い選んでいるけど、自分にとっての感動や目新しさを毎年産み出し続けるのが大変という意味。


自分が関わるからこそ、こうなった、という実感がほしくて現場の仕事をやってるのに。1回やると、必要充分要件は満たしてたりする。


職場ホッピングしたいわけではないし、今の仕事は好き。会社も好き。
変化し続ける事が正しい訳でもないが、刺激はどんどん減ってく。

 

あれ、?前と同じ事やってんな〜〜。。ってのがどうしても増えてく。全部が同じではないけど、戦術や思考のルーチンワーク

 

戦略立案から関わり、現場まで回せるし、細かな運用だってできるぜ。

 

って、何でも屋。

 

そんな話で盛り上がり、これは課題だね〜〜引き続き考えていこ〜となりました。