千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

なんでやねんと呟く母

70代の母の親友が他界した。

 

昨年あたりから事業をたたみ、孫の面倒をみてるのよーと元気だった裏には、残された時間をどう過ごすのかを考えて行動していた母の友人がいた。

 

がんの治療は順調と聞かされていた中で、すっかり元気に過ごしていると思っていた母。「そろそろコロナも明けてきたし、今度会おうよーー」と電話をしたら「もう、会えないと思う」と病状を告げられたという。

 

母の後悔は「一泊旅行行こうよー」と誘われいたけれど、先延ばしにしていたこと。

 

最後はLINEも自分で打てないほどの状況。ゼリーを送ったら、「いつもありがとう」とカードでお礼がきた。娘さんが代理で対応してくれたみたい。

 

私も聴いてて辛い。

けれど、本当に準備をして家族に見守られながら全うした母の親友に、ありがとうと手を合わせたい。

娘さんからの訃報連絡のLINEに「気落ちしないでと心配していました」と記載があったようで、母は「なんでやねん」と呟いた。

 

天国からも母の友人でいてください。

ありがとうございました。