高2娘がリア充。
本人が大役をつとめた充実の学園祭。
引き継ぎ資料が終わっていないらしいが、終わった!
夏休み明けの9月頭、学園祭で3役という大役を終えて、燃え尽きた娘。運営担当という名の「総合雑務係」だったとのこと。過去1年の間に凝縮の体験
(写真は、超忙しいのに友達と2日間行ったマジカルミライのイベント写真。さほど意味ないです。)
1年前に発足した学園祭の有志団体に「参加した〜🎶」と。目の色が変わり始めたのはそのあたりからか?
自分達で本当に一から立ち上げる、とは聞いていたものの、保護者としてここまでとは思っていなかった。学校から配布される年間行事の枠に学園祭日程はない。それは、正規ルートで(これが大変ややこしい)学園祭日程を確保するという手順を意味している。
コロナ禍の企画、過去何十年の先輩達の残した資料を紐解き、自分達はどうしたいかを議論し、執拗に要求されるころな対策までも議論して骨子を固めていく。実施が決まってから毎日深夜の3時、4時時には徹夜でzoom会議しながら、資料をクラウドベースで爆速で仕上げていく。予算も限られている。
例えば、学校の門にアーチを立てたいが、部材はどこにある?先の2年の空白は、先輩から直接様々な事を引き継げないというハンデ。皆で知恵を絞り、過去の倉庫に眠っているアーチなんかを朝早くや夕方や土曜日に先生に立ち会いを依頼し、人を集めて組み立てて、足りない部品を特定しコーナンへ探しに行ったり。
一生懸命に真っ直ぐ、そのまま。
金銭的な見返りなんてなくて、やりたい、誰かがやらないと学園祭が出来なくなる、やる、あの子もあの子も頑張ってるから私も頑張る。
そんなポジティブな渦の中でちょっとしたすれ違いもあるけど、皆で乗り越えていく。
真剣に高校生してて、眩しい。大人顔負け。なんでも目標に向かってやる、協力者を募る、ある意味の起業に近い。
こんな経験ができて、本当によかった。
おかげで、成績はほったらかしだけど、まぁいい。まさにプライスレスな経験をトップスピードで駆け抜けた1年だったのでは。本当にたくさんの倒れるギリギリまでの集力、アウトプット力、信頼、裏切り、葛藤、尊敬、大切な友人、できる!という自信。たくさんのお宝が身についた娘は、自分の道を見つけ、進めると思う。