千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

もうすぐかわります

もうすぐ場所を変えることになります。
私にとって「どう働くか」ってことは、「どう生きるのか」ってこと。
一生は一回だそ、そんなことに向き合う為になのですが、さて、どうなるやら〜。

そんな中、俄然やる気を出して動きまくっていて、人にも会いまくり。
それがまた楽しい。

私は人に会うことが好きだ。
人と話をして「なるほどそう考えるのか〜」と思考してくことが大好きなのだなぁと実感。

今日は、中小企業の販路開拓で有名なKさんが、お時間をとってくれると言うので、夜ごはん。
この方の話は、5年後10年後の生き方や働き方を考える上で、最高に示唆に富む。
同世代ということもあり、子供達の未来を考える上での目線が同じ。
「やばいよ、日本、答えはないけど、このままじゃまずい」「じゃ、どうする、ここから?」と。

うむ。
今の私が聞かなくてどうするよ、と。


全国の中小企業の方々と交流のあるKさん。
ニュースに無い肌感覚の話は、俯瞰した見方で、日本の今を気づかせてくれる。

本当に4時間位話をして、ネタ満載だけども少し記載すると。


北陸のある若者の年収は120万。畑で野菜を作り、物々交換で食べるに困らず、周囲に遊び金を使う場所もないのでやっていけるんだって。

アメリカは子供や家族生活という視点だけで見れば、日本なんか比べ物にならないほど、「子供歓迎の常識」が浸透してて、本当に過ごしやすいのだって。

日本メーカーから直請けできてた技術を持つ中小企業が、日本企業のアジア移転に伴い一緒に進出できなかった故仕事をアジアの会社に取られ→いまは同じ技術で、アジア企業の下請けをしてる中小企業が多いんだって。もちろん赤字だけど、仕事ないよりマシだから機械を動かすんだって。

若者の就業希望の無い中小メーカー。従業員20名は南米の方々で、とてもマジメに働かれていて、外国人労働者の勤務待ちが20人いるんだって。

アメリカロサンゼルスに住んで30年の日本人女性は、一度も英語を使わずに、暮らしているんだって。
日本食スーパーで買えないものはほとんどないんだって。

地方には本当に本当に仕事がなくて、最低賃金で働くより生活保護受けた方がマシだと考える人が増えてるんだって。



Kさんは、中小企業の技術・商材持って、アメリカへのアポなし営業し、縁をたぐり寄せて成約してきて、キャッシュを持ちかえってくる・・・。
どんだけ凄い(ほぼ)個人商社なのよ!


働き方の常識は確実にかわってるし、もっとかわる。
幸せの価値観も確実に、自分で選ばないと。
弟子入りもありだな(笑)。