お母さんはプリンあげて
「お母さんは、お父さんにプリンあげてな」
コウキやサイキが近くにいないのをいいことに、
さっきまで、2人で淑女協定ばりに「このプリン、半分個して食べような〜♪」と言ってたのに。
お父さんフィーバーのサツキは、サイキが現れると突然言うことが変わった。
サツキ:「お母さん〜、お父さんにプリンあげてな」
私、戸惑いながら:「え?これ、お母さんのやんか??」
サツキ:「お母さん、プリン作るって言ってたやろう?さっちゃんにプリン作ってあげるって約束してたやろう??お母さんは自分で作れるから、このプリンはお父さんにあげて。わかった?」
私:返す言葉に詰まりました。
確かに、1週間前に「プリン作ろうっかーー」と言い、守ってませんでしたが、こんな局面に使われるとは。
その後、私はお父さんにプリンをあげ、かわりにチーズケーキを食べました。<結局食べてるけどね。