千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

授業参観は短歌の授業

授業参観の国語の授業。短歌の中にあるものやことや生き物を探し出してみようと言う授業。

最後に5分時間ができたので、先生が突如ブッコんできた課題。「それはでは今から1つ短歌を作ってみましょう!」

 


授業を聞いていた私は

 


「えーまじですか先生...それ今からみんなやるんですか?」と思った位、この子たちにとってはかなりのハイレベル。

 


「班で1つを作ってそれを皆で共有しても良いですよ」と言うルールに突然変更となり、さてうちの息子の班はどういう動きをするかなぁと見ていたら。

 


息子は1人国語辞典をおもむろに取り出し、短歌を書き出した。それを覗き込む残り4人の同じ班の子供たち。明らかに自分で作ろうと言う気はなく、息子の書き出す文字を見ている。

 


息子が書いたのは「ひさびさに」と言う文字。何が始まるのかなあ~~と思いながら見ていると、何度か書き直しをした後にできた短歌がこちら。

 


「ひさびさに、ビザをとって海外に。」

 

 

なんやねんそれ!!と心で爆笑しつつ。なかなかじわじわ来ます。
ピザ、ひざ、貝、サビが入っているそうです。

 


それを見た同じ班の男子が、「久々に~~なんて言う感覚が、そもそも海外旅行に行ったことのない俺にはわからんわ~!ほんまに意味わからんわ。なんやねんそれほんまに、、。」とぶつくさ突っ込む。

 


息子は呆れ怒り「そんなんやったら自分で書けやー!見てうつすなよ!」と一喝。

 

すると


Mくん「いえ!それが班のみんなの作品です!」と手のひら返し。はやっ!

 


息子以外は、全く作らずに、息子の文字をただ写している子達。一切自分で考えようとしない子供たちの姿勢びっくりしつつ、うちの息子、よく頑張ってるなぁと思った私でした。


もちろん帰ってきてから、べた褒め。