千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

ざわざわから怒りと悲しみと

「人のふんどしで相撲をとる」

 

それを鮮やかに、何度も行う人。自分の事しか考えず、やられた人の気持ちに共感も何もできないような人。

 

やられた人の話や切なさや愚痴を聞きながら「それは怒るわ、、、」とやられた人に共感し、慰めている立場が多かった。考えると「意味わからん」となり、いいところを探してる方が心にいいよね、考えると自分の心がしんどいだけだと、なるべくなるべく遠ざけるようにしていたのだけど。

 

今回、自分がやられたと知った時に、自分でも想定外の物凄い怒りが湧き上がってきて、悔しくて泣けてきた。今まで、私は第三者気分でいられてたんだな。当事者ってこんなに辛かったんだ。

久しぶりに仕事で泣いたわ。

 

夫も一緒に怒ってくれて「俺が今から電話してやる(怒)!」と言い出す位寄り添ってくれて、パンパンに張った肩を肩もみしてくれた。ありがとう。

 

私は、怒りのエネルギーで日々を過ごしたくはない。やる気のエネルギーで日々を過ごしたい。心穏やかに、楽しく仕事がしたい。

 

今回の悔しさをバネに、私は私でやるべき事、やりたい事を、真摯に行うのみです。がんばろ。

 

そういえば昔涙した仕事を思いだした。

IT新規事業真っ盛りの強烈なプロジェクトで、企画、統括補佐担当だった私。毎日深夜まで一緒に仕事してた統括のあの人は、女だから無理させないというような事もゼロ、セクハラ的な要素もゼロ、いわゆる仕事上の人権侵害はゼロだった(業務管理的な話は別として)。「仕事能力を鍛えてやろう」という御節介なサディストだった。

 

物凄い仕事が厳しくて、甘さのカケラもないドラスティックさ、冷徹な人だった。鍛えられたけど、厳しすぎで夜、うなされてたw。

厳しいながらも、毎日企画作って、提案企画書書いて、全国の新規訪問先をまわって。クライアントに提案して断られてもまためげずに食らいつくという経験。なんとかなるさという感覚やメンタルは物凄い鍛えられた。

 

仕事冷徹な人と一緒にいすぎて、ストレスは凄かった。仕事が厳しすぎて、泣いた事があったなぁ〜と思い出した。

 

※翌日、あまりにひどい様に、各所から正しいクレームが入り、結果的に「よかった」となりました。