千月見

子育てと、たまに仕事の話。スノーボード、キャンプネタが中心。

おにこわー

覗く私、カーテンの陰で固まるサツキ。
夜の11時半、寝れずに部屋でコウキとはしゃぐサツキを戒める為に鬼に変身。いつもはサイキの役だが帰宅前、どうにも言い聞かせてもダメなのでここらで一つビビらせとくか、と「鬼よんでこよ」と立ち上がり、洗面所に移動して変身。薄暗い中、鬼の格好(鬼のお面を付けて、頭までスッポリサイキの黒のロンティーを被る。たぶん、怖い。)をした私は、20センチほどあけた扉から部屋をのぞく。コウキは這い出してきて「おかあさーーん」と関係なし。サツキはカーテンの陰に隠れている。こっちをチラっと見る。固まったサツキ。頭をひっこめる。またチラッと不安げな目で覗く。隠れる。シーンとした中で、数回チラ見を繰り返したサツキ。泣くかなーと思ったけども、意外や意外、じっと隠れている。息を止められてても困るので、鬼退散。

そしらぬふりで部屋に戻ると、サツキはうつぶせで静かに布団に入っていた。「鬼来た?」と聞くと、頷く。「さっちゃん、平気だったね〜」「カーテンに隠れてたの」と、上ずった声で一生懸命答える。「じゃ、また来ても大丈夫?」と聞くと、首を横に振る(笑)。かなり応えたようで、その後、静かに布団に入り続け、寝た。
これからしばらく、鬼の効用で寝てくれるかな。